44歳の僕がステージ4の大腸がんと診断されて

2016年大腸がん発覚。手術後、腹膜への転移が確認されステージⅣだと告知される。その後半年間に及ぶベクティビックス抗がん剤治療を受ける。2018年12月がん再発。アバスチン抗がん剤治療を受ける。

今日から7クール目の抗がん剤投薬で3日間の入院予定だけど病棟のベッドが満床らしい【がん闘病記80】

この記事ではヨシノ (id:yo_kmr)が2016年の10月上旬ごろに書いたメモをまとめています。

今日は7クール目の抗がん剤治療のため入院する。予定 。

2016年10月。

「予定」というのは病院には来てみたものの、看護師さんの話では病棟のベッドが満床で今のところどうなるか分からないとのこと。

この総合病院はいつも入院患者さんでいっぱいで、こういうことは今までもちょくちょく起きていたので今さら驚くことのほどでもなくなった。

万が一このままベッドが空かなければまた来週まで7クール目の抗がん剤治療は延期になるかもしれない。

できればこのまま帰りたい

僕としてはこのまま何もせずに帰って少しでも休薬期間が延びてくれた方が嬉しい。

なぜかというと抗がん剤の副作用は時間が経過したほうが軽くなるということが分かったから。

6クール目の抗がん剤治療が終了して、予定している12回の半分まで終わったということで、前回は休薬期間がいつもより1週間長かった。

そのおかげか副作用もかなり楽になってはきている。

でも体調は良くなってきているとはいえ、皮膚のひび割れ、肌の黒ずみなどまだまだ皮膚疾患などで抗がん剤の副作用の影響は色濃く残っている部分も身体のあちこちに見られる。

担当医のウエノ先生が言うにはもう1週間くらい休薬期間をとっても構わないとおっしゃっていた。

現在の僕の癌の状況(2016年10月時点)は残っていたとしてもまだ小さいらしい。

もともとのS状結腸にできていた大腸癌は外科手術で摘出して、腹膜に転移した癌(腹膜播種)は手術でお腹を開けたときになるべくきれいに掃除したので大きな腫瘍としての癌が残っているわけではないらしい。

どっちにしろ先生の口からこういう楽観的な言葉を聞くのはなんだか励みになるというか心が楽になる。

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結局入院することに

血液検査の採血後、待つ事1時間以上ようやく診察室に呼ばれた。

白血球などの数値は抗がん剤治療を開始するのに問題はなく、入院する病棟のベッドも確保できたので予定通り7クール目の抗がん剤治療を行う事になった。

ちょっとだけがっかりだ。

僕としてはもう少し休薬期間が欲しかったところだが致し方ない。

心配していた腫瘍マーカーの数値も前回と同様に範囲内の数値ということで経過としては窮するところではないけど油断は禁物だ。

化学療法の後半戦開始

今回はちょっと遅めで13:00くらいに7クール目の抗がん剤治療の点滴が始まった。

いよいよ化学療法の後半戦のスタートだ。

これから自分の身体に抗がん剤の副作用の影響がどう出てくるのか?

これからの後半戦のほうが前半戦よりも副作用はひどくなることは間違いないだろう。

注意深く経過を観察していこうと思う。

 

7クール目の抗がん剤治療の入院2日目

早朝の4時前には目が覚めて、それ以降眠れなくなった。

昨晩は特段早く寝たというわけでもなくどちらかというと寝入りも遅く、きちんと寝たのは12時を回っていたように思う。

こんな感じじゃあ日中昼寝するだろうなあ。

入院中は昼寝はしないほうがいい

何度も抗がん剤治療での入退院を繰り返して分かったけど、基本的に病院内では暇なので、日中特に何もせずベッドでゴロゴロしていると抗がん剤の副作用の倦怠感もあいまってつい昼寝をしてしまう。

でも、僕としては入院中にあまり昼寝はすべきではないと思っている。

夜眠れなくなるから。

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僕の場合、抗がん剤の副作用は比較的日中より夜の方がきつくなる傾向にあると思う。

それに夜は昼以上にすることがなくなるので消灯後の病室でうだうだするよりさっさと寝てしまった方がいい。

今日の体調としては倦怠感は3くらい、吐き気が気のせいレベルで食欲はあまりない。

食欲に関しては「病院食に飽きてきている」という側面もあるのかもしれない。

つらさレベル3

 

18:00ごろ、最後の点滴が始まった。

この点滴はこれから夜通し行われて終わるのは24時間後くらいだろう。

今回はどちらかというと最後の点滴が始まる時間は遅いほうかな。

 

7クール目の抗がん剤治療の入院最終日

また早朝4時過ぎには目が醒める。

体調としては朝の時点では倦怠感はそうでもなく、つらさ度としては2くらい。

つらさレベル2

吐き気もそうでもなくどちらかというと昨日の夜の方がキツかった。

あと気になるのは多少便秘気味ってところくらいかな。

 

抗がん剤の副作用でまた舌も痺れてきたので食事をしても味が分からなくなったきた。

病院の昼食で肉うどんが出たが肉の味が分からない。

舌の上にただザラザラとした感じが残るだけで美味しくもなんともない。

かすかに肉の風味だけが鼻腔の奥から感じられる程度。

こうなってしまえばもう肉類は食べられない、というか食べること自体が無意味だと思う。

肉本来の味は感じられないので肉を食べた時に感じる「おいしいっ」という快感も味わえないし、胃腸に余計な負担がかかるだけなのでプラスになることは少ない。

カロリーや栄養については肉類を摂るよりも他の方法で健康的に摂る方法はいくらでもある。

今は美味しく肉を食べてた頃の思い出を胸に舌が完全復活する時をジリジリと我慢強く待つのが上策と言えるのだと思う。

ああ、つらい…

7クール目の抗がん剤投薬終了

そうこうしているうちに7クール目の抗がん剤の投薬が無事終了した。

現時点で「予定回数」と「終了回数」が逆転した。

全部で12回予定しているうち、今のところ残っている予定回数はあと5回で終了した回数は7回。

これから副作用のつらさはどんどん増してくるだろうけど終わりに近づいていることも確かだ。

予定回数を全部こなしても癌を抑制できてなければどうしようもないけど、とにかく終わりに近づいているということがうれしいし何より励みになる。