44歳の僕がステージ4の大腸がんと診断されて

2016年大腸がん発覚。手術後、腹膜への転移が確認されステージⅣだと告知される。その後半年間に及ぶベクティビックス抗がん剤治療を受ける。2018年12月がん再発。アバスチン抗がん剤治療を受ける。

抗がん剤の副作用がほぼ無くなって体重が増えたのでダイエットすることに【がん闘病記122】

この記事ではヨシノ (id:yo_kmr)が2017年の5月上旬に書いたメモをまとめています。

抗がん剤治療終了後、4ヵ月経過した時点での体調

2017年5月。

全部で12回、期間としては半年以上にわたって続けられたベクティビックス+FOLFOX4抗がん剤治療が終了してから今日で4ヵ月が経過した。

体調としてはまあまあだ。

抗がん剤治療をしていた時の副作用はほとんどなくなった。

副作用として僕を苦しめていたものは主に

  • 倦怠感
  • 下痢・便秘
  • 湿疹痒み指先の皮膚のひび割れなどの肌トラブル
  • 食欲減退・吐き気
  • 脱毛
  • 指先の痺れ

などだった。

唯一残っていた指先の痺れも徐々にではあるが治まってきている気がする。

この副作用も1ヵ月前と比べると指先のしびれている範囲が狭くなってきて痺れ具合も軽くなってきているので徐々に回復していっているのだろう。

しかし、副作用の軽減からくるものであまり歓迎されない点もある。

それは体重の増加だ。

抗がん剤の副作用で食欲がなかったときは一時期60㎏台を割り込んでいたのに、今では80㎏を超えている。

原因として思い当たるのは、

  • 抗がん剤治療終了後に身体の痒みがひどくなりそれを軽減するためにセレスタミンという比較的強い薬を服用して、その薬の副作用で「食欲の亢進」というものがあり、その薬を服用していた期間は異常な食欲だったこと
  • 抗がん剤の副作用が軽減されていくにつれ、吐き気、食欲減退、味覚嗅覚の変化などがおさまって食欲が戻り、普通の食事ができるようになったこと

などが挙げられる。

レコーディングダイエットを始めることに 

これはマズいと、最近レコーディングダイエットを始めた。

これは僕の中で唯一成功体験があるダイエットだ。

やり方は簡単。

  • 用意するのはメモ帳とペンだけ。
  • 食事制限や、やらないといけない運動などは無し。
  • ただ食べたもの、飲んだものをその都度メモする。(ノンカロリーの物は書く必要なし)
  • 1日1回体重を計ってメモする。

これだけ。

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食べたいものを好きなだけ食べてもいいのでストレスは無いが、食べるたびにメモしないといけない。

始めたころは食べたものでメモ帳のページがびっしり埋まるくらいになっていたが徐々に減ってきている。

やっぱり食べることより書くことがめんどくさいのかな?

間食するにしても「そんなにお腹空いてないし、メモするのめんどいから食べないでおこう」って感じで、食べる前にひと呼吸おくことができるというか衝動的に食べることが減るのだと思う。

運動はダイエットする前からの習慣だけど、毎日1時間くらいのウォーキングしている。

ダイエットに関しては運動が大事とか食事制限がどうとかいうが、結局のところは総摂取カロリーをどう削減していくかどうか、この一点だと思う。

いくら運動したからと言っても消費カロリーを超える量を食べてしまっては元も子もないし、糖質が少ないものを食べてもあまりにもたくさん食べれば結局それなりの糖質を摂取したことになるんじゃないかと。

振り返れば抗がん剤治療してて痩せていったときはとにかく食べる量が少なかった。

副作用がひどいときは1日のうち飲み物だけで過ごす。なんて日もあった。

そして僕が掲げた抗がん剤治療中のスローガンのひとつに

「無理して食べない」

ということがある。

「栄養つけなきゃ!」と鼻息荒くして無理にご飯を食べても吐いてしまっては余計に苦しいし、吐いてしまったという事実は精神的にもショックが大きい。

そいうこともあり、抗がん剤治療中は1日の総摂取カロリーが少なかった。

今の僕は抗がん剤の副作用の影響もほぼなくなって食欲も普通にある。

だから今、「抗がん剤治療中と同じ食事量で過ごしなさい」と言われればちょっと大変だと思うし無理かなとも思う。

いろいろ考えた結果、僕にとっての効果的なダイエットとは一日三食取りながらその量をなるべく減らしていく他ないと思う。

 

後日談:結果として数ヶ月後に大腸がん発覚前の体重である75㎏くらいまで戻ったのでレコーディングダイエットは終了しました。

経過観察後の検査とがん再発の恐怖

数日後には経過観察の検査で血液検査とエコー検査をすることになっているが、やはり再発してたらどうしようとその恐怖はぬぐいきれない。

大腸癌ステージ4の5年内生存率は約13%と聞く。(※おおまかな数値です)

それだけ再発などが多いのだろう。

自分があと5年後も生きていられる確率が13%なのだと、その数字がいつも頭の片隅にある。

「次に再発したら命はないかも」

「また抗がん剤が効くとは限らない」

そんな考えが頭の中を行ったり来たりすることも珍しいことではない。

今から不安だがこんなネガティブな精神状態も一時的なことで波があるということも今では理解できる。

病院側のスタンスとしては患者の自主性を尊重 

抗がん剤治療を終えて退院した僕に対して病院のほうからは「ああしろこうしろ」とか「これはするな」なんて指示はとくになく、

「食事に関しては消化のいいものをバランスよく食べてください」

と言われたくらいだった。

特に禁止されたものはないが、さすがに

「喫煙はやめたほうがいいですよ」

と言われた。

だが、喫煙に関しても「絶対にやっちゃダメ」なんてニュアンスでもなかった。

(酒・たばこに関しては大腸がん発覚後にきっぱりとやめた)

病状に関して致命的な要因が無ければ、あくまで患者の自主性にまかせるといった感じだった。

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だからがんの再発防止に関してはプラスアルファとしての自分の努力も大切だと思う。

いかに免疫力をあげていくか、課題はこれに尽きる。

僕は生存確率13%にしがみつくためにいろいろ工夫しながら生きている。

87%の方に行きたくはないから。