44歳の僕がステージ4の大腸がんと診断されて

2016年大腸がん発覚。手術後、腹膜への転移が確認されステージⅣだと告知される。その後半年間に及ぶベクティビックス抗がん剤治療を受ける。2018年12月がん再発。アバスチン抗がん剤治療を受ける。

抗がん剤治療終了から7か月経過した時点での体調について【がん闘病記133】

この記事ではヨシノ (id:yo_kmr)が2017年の8月初旬に書いたメモをまとめています。

大腸癌手術から抗がん剤治療終了までの経緯と主だった副作用について

2017年8月。

抗がん剤治療終了から7か月経過した今の体調について書いておこうと思う。

これまでの経緯としては、

  • 2016年の6月に大腸癌(S状結腸癌)の摘出手術を行う
  • 開腹手術時に腹膜への転移(腹膜播種)が確認され、がん進行度ステージⅣと診断される
  • 同年7月から翌年の2017年1月まで化学療法としてFOLFOX4+ベクティビックス抗がん剤治療を全12クール(1クール:投薬3日休薬11日)の半年間行う
  • 2017年の1月初めに癌細胞が写りやすいPETCT検査を経て再発の兆候が見られないことから抗がん剤治療が終わる

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主に見られた副作用

そして僕の場合でのベクティビックス抗がん剤の副作用として顕著に見られたものが

  • 倦怠感
  • 吐き気・食欲減退
  • 味覚・嗅覚の変化(食べ物の味が分からなくなったり、炊き立てのご飯の匂いを嗅ぐとムカムカするなど)
  • 下痢
  • 便秘
  • 指先のしびれ(特に冷たいものを持った時に感じる)
  • 発疹
  • 皮膚のひび割れ(主に手の爪のまわり)
  • 皮膚の乾燥
  • 皮膚のかゆみ
  • 色素沈着で皮膚が黒ずむ
  • 脱毛(完全に髪の毛が無くなることは無かったが、かなり薄くはなった)

などがあった。

抗がん剤の副作用の影響と今の体調

抗がん剤治療終了から7ヵ月が経過して、上記に挙げた抗がん剤の副作用の影響はほとんどなくなったというか、自覚できるようなところは無くなった。

ベクティビックス抗がん剤の場合、副作用からの回復の速度はじつにゆっくりで、1日ごとではその回復度合いを実感できることは少なかったけど、実際のところ抗がん剤が終わって半年くらい経ったころからあまり副作用を感じることは無くなった。

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終了から7ヵ月たった今は気分も体調もすこぶる良好だ。

抗がん剤治療では全12クールで約半年間の期間がかかったので、抗がん剤の副作用から逃れるには治療にかかった同じくらいの期間が必要なのかもしれない。

これはもちろん抗がん剤の種類や人によっての体質や体力、年齢性別の違いはあるのだとは思うけど、僕がFOLFOX4+ベクティビックス抗がん剤治療を受けた場合は回復までに半年くらいは必要だった。

脱毛について

あと、抗がん剤治療中はガンガン抜けていた髪の毛も時間の経過とともに徐々に生えてくるようになった。

どうやら加齢による抜け毛ではなかったようで安心した。

しかし髪が伸びるスピードとしては抗がん剤治療前に比べて遅くなっている気がするが、これまであまり髪の毛の生えるスピードなんて気にしたことがなかったので気のせいかもしれないけど。

まだ細胞レベルの深いところでは抗がん剤の影響から抜けきっていないのかもしれないが、細胞のひとつひとつを調べたわけではないので正確なところは定かではないが自覚できる副作用としては今は特に何か感じることは無い。

抗がん剤治療終了後から一時的にひどくなった副作用

上記に挙げた抗がん剤の副作用の大半は抗がん剤治療終了から日を追うごとに徐々に回復していったが、ひとつ例外もあって「皮膚のかゆみ」だけは抗がん剤治療終了の方がひどくなっていった。

特にひどいときは血が出るくらいかきむしってもかゆみはおさまらず、夜も眠れないほどで気が変になるくらいかゆくてたまらなかった。

かゆみに耐えきれずセレスタミンというステロイド配合の強めの薬を飲む

あまりにもひどいので病院に行き、担当医のウエノ先生に相談してセレスタミンというステロイドが配合された比較的強い薬を飲んでいた。

その時のウエノ先生は

「もう治療は終わったのにね」

と苦笑いしながら言っていた。

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セレスタミンのお陰で痒みの方はおさまってきたが、ステロイドの副作用として食欲増進が激しく、瞬く間に太ってしまった。

60㎏台を切っていた体重は今では80㎏台に届きそうな勢いで増えている。

抗がん剤の影響が無くなって食欲が普通に戻ったせいもあるかもしれないが、これはちょっと増えすぎだ。

それと身体のかゆみは前ほどではないがまだ少し残っている。

ちなみに今はセレスタミンは服用せずに塗り薬だけで対応できるまでかゆみはおさまった。

かゆみの原因としてもともとアトピー性皮膚炎が持病としてながらくあったのでそのせいもあるのかもしれない。 

今後は…

今のところ経過観察の検査でがん再発の兆候は見られないが、なるべく油断せずに生活していこうと思う。

特に食事には気をつけてがんに効果がありそうなものは取り入れてがん細胞が好みそうなものはなるべく遠ざけていく。

神経質になりすぎず、無理のない程度で。

抗がん剤治療中、あまり甘いものを取らなかったときは比較的肌の調子もよかったので、なるべく砂糖を摂らない生活をしてみようとも思ってる。

そして食事の時間もゆっくり取ることを心がけようと思う。

もともと僕は「早飯ぐらいも芸のうち」ということを子供のころから信条としていたが、これは健康面で見ると大きな間違いで時間をかけてよく噛み、咀嚼する回数を増やした方が胃腸の負担も減ってよいはずだ。

小さなことでもできることからこつこつと始めていきたい。

習慣の変化はなかなか簡単にはできないけど、少しづつでも始めて長く続けていけばいつか振り返ったときに大きな変化になっているのでは、と個人的には思っている。

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