44歳の僕がステージ4の大腸がんと診断されて

2016年大腸がん発覚。手術後、腹膜への転移が確認されステージⅣだと告知される。その後半年間に及ぶベクティビックス抗がん剤治療を受ける。2018年12月がん再発。アバスチン抗がん剤治療を受ける。

抗がん剤の副作用のつらさを軽減するためにやったこと

抗がん剤の副作用のつらさを軽減するためにやったこと

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この記事ではヨシノ (id:yo_kmr)が2019年の3月中旬に書いたメモをまとめています。抗がん剤の副作用のつらさ、特に吐き気が少しでも楽にならないかと思い、いろいろと工夫したことをまとめています。

抗がん剤休薬期間中の睡眠時間をコントロールするために睡眠導入剤のゾピクロンを飲む

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抗がん剤治療を始めてからというもの、入院中も退院後の休薬期間中も就寝前に睡眠導入剤のゾピクロンを飲んでいる。

癌と診断される前の僕はどちらかというと宵っ張りの朝寝坊ので、深夜の1時~2時くらいまでは起きているのは当たり前だったが、免疫力やホルモンバランスの面から早寝早起きは重要だと思われるので、なるべく早い時間に寝るようになった。

正直なところ、あまり薬には頼らずに眠りにつきたいと思うが、僕は寝つきが悪い方なので睡眠導入剤を飲むようにしている。

がんと診断される前はその寝つきの悪さを解消するためお酒に頼っていた。就寝前にウイスキーやジンなどのアルコール度数の強めのお酒を飲んで酔っ払って寝るということが常だった。

しかし、がんと診断されてからは酒もタバコもきっぱりとやめたので「お酒を飲むよりは…」ということもあって今は睡眠導入剤に頼っている。

睡眠の時間帯の調整は抗がん剤の副作用の軽減にもなる

抗がん剤の副作用の傾向は人によって違いはあるとは思うが、僕の場合は「抗がん剤の副作用のつらさの波」のようなものがあって、朝のうちや午前中は比較的平気だが、夕方から夜にかけてつらさが増すという波があるように思う。

それならば、ということで服作用がつらい夜の時間帯はなるべく起きている時間を短くするために早く寝るようにしている。特に入院中の消灯後は別段することも無いので早く寝てしまうに限る。

でもすんなり眠れないと病室のベッドで目を閉じたままじりじりと時間がすぎていくだけでつまらないので、寝入りをよくするためにも睡眠導入剤はかかせない。 

本音を言えば睡眠導入剤に頼らないで枕に顔をうずめた瞬間にすっと眠れるようになるのが一番好ましいのだけど、山登りでもしてくたくたに疲れていない限りは難しいのかなと思う。

吐き気止め対策として役に立ったハッカ油スプレーと熱さまシート

5クール目の抗がん剤の投薬での入院のとき、少しでも副作用からくる吐き気の軽減はできないかといろいろと対策をしてみた。

そのなかでも役に立ったと思わるのが「ハッカ油スプレー」と「熱さまシート」のふたつだった。

病室の匂い対策としてハッカ油スプレーを使用

吐き気が増す原因のひとつとして「匂い」というものがあると思う。

僕の場合は病室の匂いが苦手だ。病室内では薬品の匂いや消毒液の匂い、それに加えて入院患者さんは食事も朝昼晩の3食病室内で食べるので、それらの匂いがまざって特有の匂いがする。抗がん剤の副作用で吐き気が上がってきてなければそれほど気にすることでもないが、吐き気がひどくなってくると4人部屋で同室の患者さんがご飯を食べるときの匂いに加え、汁などをすする音を聞くだけでも気持ち悪くなってくる。

そんな匂い対策としてミント系の匂いが有効ではないかと思ってハッカ油スプレーを試してみた。ハッカ油は小瓶に入ったスプレータイプのものでマスクの外側にシュッとひとふきしてそのマスクをかければ、しばらくはスーッとしたミント系のさわやかな匂いが続く。

しかし、匂いは結構強力なので使う場所には注意しないといけない。

体温と血圧を測りに来た看護師さんから「キシリトールガムの匂いがしますね」とか「からいガムの匂いがしますね」と言われたので、4人部屋などの大部屋では周囲の患者さんへの配慮も考えてなるべくすみっこの方で吹きかけよう。この手の匂いが嫌いな人もいるかもしれないので。

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肌に直接吹きかけたりすることも避けたほうがいい。ティッシュに吹きかけて枕元に置いておくという方法もいいかもしれない。

僕の場合はマスクにハッカ油スプレーを吹きかけたものとミント飴の組み合わせで少しは吐き気が軽減されたと思う。

頭を冷やすのに熱さまシートやアイスノンが有効

そして「熱さまシート」のような冷却ジェルシートをおでこに貼るだけで結構楽になったと思う。

経験上、吐き気がひどくなってくると同時に頭も痛くなってくる気がするので、アイスノンや熱さまシートで頭を冷やすと吐き気が少し軽減されるような気がする。

熱さまシートは事前に薬局で買ったものを持参したが、アイスノンは看護師さんに頼めば病院の方で用意してくれる。

さまざまな工夫をして抗がん剤の副作用を軽減したい

抗がん剤も回数を重ねるうちにいろいろと対策ができるようになった。

これまでやってきた対策としては

  • 吐き気や下痢の軽減に効果が期待できるツボにピップエレキバンを貼る
  • 無理して食事しない
  • ミント飴をなめる
  • ハッカ油スプレーで匂い対策
  • 熱さまシートやアイスノンで頭を冷やす

などがある。

抗がん剤の副作用には個人差があるので、すべての人にこれらのことが役に立つかとどうかは分からないが、それほどコストもかからないので試してみるのもひとつの手だと思う。

これらのことはほんの気休めかもしれないけど、今後も工夫できるところは工夫してつらい抗がん剤治療を乗り切っていきたい。